ハードフォークとは?
取引データをブロック状に連ねて蓄積されていくブロックチェーンの仕組み。ハードフォークとは、このブロックチェーンの仕様を変更すること、いわばアップデートのようなものです。
それまでの仮想通貨のルールを変更し、新たなルールを設定するのですが、従来の古いルールのブロックについてもなくなるわけではなく、そのままチェーン状に続いていきます。
新しいルールと古いルールのチェーンが枝分かれする様がまるでフォークのようだということで、この名称が用いられているそうです。
ちなみに新しいルールと古いルールの互換性が取れている場合はソフトフォークというそう。
ハードフォークについては、通貨が分離する場合があり、これまでだと、2017年に実行されたビットコインとビットコインキャッシュ・2016年に実行されたイーサリアムとイーサリアムクラシックなどは、仮想通貨の開発の方針についてコミュニティ内での合意がとれなかったため発生したと言われています。
イーサリアムのハードフォーク
今回行われるイーサリアムのハードフォークは、日本時間の6月30日(水)を予定しています。
これにともない、取引所によっては入出金を停止したり、またNFTのガス代が一時的に高騰する可能性があります。
NFTのプレセールなどの日にちが重なっている場合は、あらかじめ取引所からメタマスクにイーサリアムを移すなど準備をしておきましょう。
今回「Gray Glacier」と呼ばれるハードフォークとなりますが、最終的なアップデートが完了すると、従来と比べ99%のエネルギー削減が可能となるそうです。
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